2022年9月16日に東京都池袋のサンシャイン60のレストランで起こった乱闘騒ぎですが、
乱闘を起こした準暴力団と言われていた団体が、チャイニーズドラゴンという団体であることが明らかになりました。
今回は、乱闘を起こしたチャイニーズドラゴンとは一体どのような団体なのか調査しましたので、最後までご覧ください!
池袋サンシャイン60で乱闘騒ぎ!
2022年10月16日の夕方に池袋サンシャイン60の58階にあるフレンチレストランで100人規模の団体客が乱闘を起こし、1人が頭部出血などで救急搬送をされたこの騒ぎ。
その後の捜査関係者の調べによると、乱闘を起こした準暴力団と呼ばれていた団体が、『チャイニーズドラゴン』という団体であることが明らかになりました。
以下、報道内容。
東京・池袋の高層ビル「サンシャイン60」の58階にある飲食店で16日夕にあった乱闘騒ぎは、
準暴力団「チャイニーズドラゴン」のメンバーらが懲役刑を終えた仲間の「出所祝い」のために集まった場で起きていたことが捜査関係者への取材でわかった。
livedoorニュース
どうやら報道を見る限りでは、チャイニーズドラゴンという団体が、
刑期を終えたメンバーの出所祝いと言うことで今回のレストランを貸切り、集まっていたようです。
その集まりの最中に、喧嘩に発展し今回の乱闘騒ぎになったようです。
一体「チャイニーズドラゴン」とはどのような団体なのでしょうか?
乱闘を起こしたチャイニーズドラゴンとは?
今回乱闘騒ぎを起こした「チャイニーズドラゴン」はどのような団体なのでしょうか?早速調べてみました。
怒羅権(ドラゴン)は、日本の首都圏を拠点とする、中国残留孤児の2世らを中心とした、ストリートギャング、不良グループ。
2011年から、警察庁は怒羅権をチャイニーズドラゴンとカタカナ表記するよう通達している。
Wikipedia
wikiによると、チャイニーズドラゴンは、中国残留孤児の2世らを中心とするストリートギャングとのことです。
90年代、暴走族から発祥しましたが、逮捕者には30代以上が多く、50代で逮捕されている者もいました。
また、構成員らは蛇頭や東北系チャイニーズマフィア(東北幇)などと連携し国際犯罪とも関係しているそうです。
2011年までは、『怒羅権』と呼ばれており、2013年に、準指定暴力団に認定されています。
- 設立場所:日本・東京都江戸川区葛西
- 活動期間:1988年〜現在
- 活動場所:東京都区部・多摩地域、神奈川県、大阪府、福井県、福岡県など
- 構成員数(推定):900人
- 最盛期構成員数:およそ3000人
チャイニーズドラゴンが過去に起こした事件
チャイニーズドラゴンは、過去に事件を起こしていることでも有名なんだそうです。
その中でも、話題になった事件をいくつか取り上げます。
広島刑務所中国人受刑者脱獄事件
2012年1月11日、警官に対して拳銃発砲した殺人未遂罪や窃盗罪など
10の罪で広島刑務所に服役していた李国林受刑者が、管理の不備をつき脱走するという事件が発生しました。
この李国林は怒羅権のメンバーとみられています。
当時警察は、脱走後、怒羅権のメンバーや支援者らと接触した可能性があるとしていました。
RANKY
耳切り落とし事件
2011年7月6日、警視庁組織犯罪対策2課は傷害と銃刀法違反の容疑で、
支那(中国)残留孤児2~3世グループ『怒羅権』のメンバー・小倉亮容疑者(38)を逮捕しています。
小倉容疑者は6月14日夜、東京・墨田区のJR錦糸町駅付近で面識のない暴力団組員(45)と口論になり、
近くにある怒羅権リーダーの親族が経営する中華料理店から持ち出した包丁で耳の一部を切り落とし、
顔や体を何度も切りつけた疑いがもたれました。
RANKY
過去10年間の事件まとめ
2012年:山口系の幹部に集団暴行
2014年:恐喝の疑いで逮捕
2015年:旅券違法容疑で逮捕
2017年:元リーダーが拳銃2丁を所持で逮捕
2018年:元幹部の男が拳銃1丁と実弾12発を隠し持っていたとして逮捕
2020年:新宿歌舞伎町で観光客2人に対し、頭を踏みつけるなどの暴行
2021年:元幹部でNPOの代表をしていた男が経営者女性への恐喝に関与
2022年:池袋サンシャイン60での乱闘騒ぎ
まとめ
今回は、池袋サンシャイン60での乱闘騒ぎを起こした【チャイニーズドラゴン】についてまとめました。
今回の乱闘で一般人の被害がなかったことが幸いですが、レストランなどは相当な被害を受けたことと思われます。
今後このようなことが起きないことを祈るばかりです。